2012年6月12日火曜日

もち麦うどん


今回は、もち麦うどん である。

数年前から香川に出回っていたと思ったら、

徳島や岡山などでも、もち麦を使った製品が続々登場。


麺に限らず、ご飯や、パンなど色々。



どれも行政主導型で、こちらの商品も

「綾川もち麦研究所」

なる、ちょっと公を感じさせる怪しい組織(笑)


HP→http://www.mochimugi.net/category/1/
HPを見ても、その実態は今ひとつ分からないのだが、この製品は美味い。

はっきり言って、初めは発売所の名前の怪しさから、ネタとして購入したのだが、


時々食べたくなる美味しさである。






 では、もち麦とは一体何なのか?


一気に世の中に溢れてきた感があるので、新しい品種かと思ったらさにあらず。


非常に古い品種で、水が少なくても育つため、古くから植えられてきたものだという。


大麦に属し、基本的に小麦とは別物。


穂は大きく、太く、特に讃岐のものは紫色の穂を付けるらしい。

 この写真はネットから

 

食物繊維が多く、糖質が少ないという。育てるのも手間いらず。なかなか素晴しい食材のようだ。


ただ、モチモチしている上に、風味が強いので、精製方法を誤るとかなりエグくなりそうだ。


毎日食べるのにはやはりうるち米が良いと、主食の座を取って代わられたらしい。





この日は、付属の小豆島のお醤油屋さんの「うどんスープ」を使用。


ちょっと「スープ」という名称が気になるが…



頂き方は、かまかけ。


丼に用意した「うどんスープ」

に、ゆであがったうどんを、そのまま入れるだけである。



丁度香川から持って帰ってきたサワラの味噌漬けがあったので、トッピングしてみた。


モチモチした食感と、蕎麦のような風合い。

そう、うどんと蕎麦のハイブリッドみたいなんです。


やみつきになりますが、風味の強いものの常として、沢山頂けなかったり、飽きてくるのが難点。


僕も初めて食べたとき、


今後はこれだ!!! 普通のうどん止め!!!



と感動し、立て続けに食べていたが、やはり、連続で食べ続けるなら普通のうどんが一番。


面白いモノですね。


ただ、初めの感動は強いと思います。未食の方は是非是非。


入手は、香川の、国道32号線沿い、滝宮にあるお土産ショップで入手が手堅いです。


もう一つレア情報。

お店で食べたい方は、香川の高山航空公園内のお店で、日曜日のみ食べられます。


高山航空公園、遠いです。

お店は日曜日だけです。


なかなかレアですが