2012年6月26日火曜日

山下本気うどん @目黒


このところ、東京うどん界を賑わせていた、オモロー山下氏が目黒にうどん屋さんを開いたので、

早速行ってみたのは前回ご紹介したとおり。 →  前回のブログ


その後も、職場が近いので、割と行っている。


ちょっとバタバタしていたという感じだったが、

開店後二週間を経て、すっかり落ち着いた様子で、オーダーの通りも良く、混乱もないようだ。



先週、香川のうどん屋さんSIRAKAWAの大将も、行ってみたところ、

既に落ち着いていているし、芸能人が思いつきでやった、というレベルではない、

という報告をしていたのは記憶に新しい。



さて、先日は一人で行って肉うどん




赤色の綺麗なカウンターで頂いた。




ダシに、深みが感じられない。こぶが強すぎるのか?
といった感じが少々残念だったが、美味しく頂きました。

麺は秀逸。


続いて、これは昨日。


夜も行ってみたいと思っていたのだが、
飲めると聞いて折角なので人数誘ってみた。



       右はコロッケ。

左はじゃこてん。柔らかいタイプで美味。


コロッケ


その他蟹クリームコロッケ、鶏天などなどを注文。


どれも出来たてで美味しい。


ということで、バリバリ飲む。


焼酎・日本酒もある。


ところで、今回は、オモロー氏と記念撮影をし損なった我々であるが


この何気ないショットの厨房の奥に


オモロー氏が奇跡的にバッチリ写っている(笑)


ともかく、飲み屋としても行ける感じだ。

ただ、ちょっと品数が少ないのが残念。


当初のメニューから、既に五品ほどが外されている。

運用してみた結果、色々あったのだろうが、

消えてしまった五品ほどが残っていればおつまみはもっと充実していたのに、

と思う。


飲むにはちょっとモノ足りず、中途半端な感は否めない。



ここら辺は、今後に期待。



東京のスーパー飲み屋系うどん屋 

こがね製麺や、小岩の元咲 路線

又は

ちょと小ぎれいな

蔵之介 や、谷や 路線

思い切ってどちらかの路線を目指して欲しいな。




 最後は、釜玉バター系で締めて帰って来ました。


ごちそうさまでした。


さて、数回行った感想。

冒頭の大将の発言に同意で、

僕もこれまでは、割と冷やかし半分、とまでいうと失礼だが、

興味本位なところもあったけれど、

本気は伝わってきた気がします。

同郷として応援していきたいですね。













2012年6月25日月曜日

近頃都にはやるもの 東京チカラめし&楽釜製麺所






東京に住んでいる方はの中で、

この数ヶ月で急にこの店が目に付くようになったな、

と思っている方も多いのではないだろうか。



近頃都にはやるものは、

はっきり言って沢山あるが(笑)、チェーン店に限って言えば

焼き牛丼、東京チカラめし である。



何故うどんブログに焼き牛丼なのか。

それは、単に食べてみたかった、というのもあるが、

うどんと深い関係があるからだ。



この店舗、これだけ急展開したのは、当然バックは大資本だから。

三光マーケティングフーズ

である。



この会社、昨今のうどんブームに乗って、2年前、東京中心に


楽釜製麺所


というのを展開した。

そのときも、雨後のタケノコの如く、東京中が一気に楽釜だらけになる様は壮観であった。

業界に詳しい方によると(特に名古屋の店長)、

行けるときには一気に行く体質の会社

ということで、その瞬発力は凄かった。


この会社、他にも東方見聞録、金の蔵、月の雫などを展開しており、

看板には独自の共通性がある。




しかし、この製麺所、特に讃岐うどんファンを中心に大ブーイングを浴びることになる。

僕の周りは香川県出身者が多いので、当時、数人集まると、

必ず楽釜のうどんについて嘆き合っていたものである(笑)



極太、ふわふわ。うどん粉の塊。



これはこれで、新しい食べ物だと思って食べればそれなりだが

「讃岐ウドン」

を謳っていたのが香川県民の怒りの琴線に触れてしまったのである。



その見た目はこちら。大インパクト(笑)(笑)(笑)↓ ↓ ↓ ↓




ほぼ、ちくわぶである。


食べている途中で写したのではありません。


これが、うどん小の、デフォルトの姿である。


まとめて、ずるっと食べるのは無理なので、僕はいつも


1本1本囓るようにして食べていた(笑)



さて、そこそこ流行っていたのだが、流石にこれはやり過ぎたようで、


やや陰りが見えてきた。

ということで、三光、すかさず2年前に一気に作った楽釜製麺所を

またまた一気に


東京チカラめし


にチェンジしているのだ。



正直言って、これは美味い。

楽釜の比ではない。

ネットでの評判も上々の様である。



非常に分かりやすい味の比喩は、



松屋の牛焼き肉定食の肉を、丼飯の上に並べたもの


である。


ただし、松屋のそれが鉄板で焼くのに対し、


こちらは網に載せてロースターで焼き上げる


吉野屋系の、ツユで似た牛肉をかける、いわゆる牛丼ではない。


松屋のファンなら、その味が容易に想像できるだろう。


そして、美味いのは当然だ、と思うに違いない。


有りそうでなかった、新ジャンルである。


だが、ご飯の上に乗っけただけで、基本は松屋のパクリとも言える。








焼いている分、普通の牛丼よりは、提供時間が遅い。


倍はかかる感じである。


まあ、倍と言っても待ち時間は、五~十分行かない程度だろう。



サラダと卵のセット。


卵の皿を二枚重ねにするなど、流石に衛生面にはぬかりがない。


サラダは殆どそのまま松屋のそれである。





ドレッシングも、見たからして松屋に似ているが、味はほぼ一緒。


松屋のフレンチドレッシング大好きなので、個人的には何の問題も無いが…


全体的に似ており、松屋は随分気にしているのでは無いかと思う。




券売機はタッチパネル。一気に色々な商品が並んでいる一般的な券売機では無く、

まず、店内、持ち帰りから選び、だんだんと枝分かれして行く方式。

とても買いやすい。

しかも、途中で「サラダはいかがですか?」「今日は卵セットが安いですよ」

などと、アマゾンの様に、

自分が目指している以外の情報が挟み込まれるので、思わず買ってしまったりする。

実に進化しており、感心する。


券売機だけでも相当高いに違いない。



そして、駅前の一等地。


大体店出すのに最低一千万以上かかるだろう。


これを行ける、と思ったら一気に30店舗以上出してしまう資本力と、


瞬発力は本当に恐るべし。




この日は、駒込店に行った。

100メートルも離れていないところに、松屋と吉牛がある。

午後一時過ぎ。

吉野屋二人、松屋六人、チカラめし十一人

回転が速いので、瞬間最大人数はころころ変わるから、

これだけでは何とも言えないが、少なくともこの時は圧勝だった。


あとは、メニュー数が少ないのと、味にインパクトがある分、飽きやすいこと。

半年経てば答えが出るだろう。




それでも盛況なら、牛丼業界を脅かす存在になるかも、しれない。





2012年6月21日木曜日

うどん 太門  名古屋  今池  開店間近?




今日は店内などをもう少し。





明るいLED電球に照らされた


L字カウンターの、長軸にあたる部分。


ブログによると、カウンターのみ11席とあるので、


この部分には、7~8席、といったところだろうか。









釜は、店長自らこの店の







「目玉」



だという IH



ガスでも、電熱でもないIH



やはり沸騰が早いそうだ。







その他、冷蔵庫など。



奥から、



打ち台


シンク




の順に並んでいるのが分かる。




100戦錬磨のプロが特注して作った厨房




素人の僕には分からない工夫が色々有るのだろう。









流しは、前縁の5センチほどの立ち上がり がミソらしい。



水がはねない特注品仕様であるということ。









その他店内の様子。



 





業務用クーラーの下、太門大将、何を想う…







福井工作所の製麺機。



太門大将、何を想う…













さて、二階は製麺室。ここで踏み作業や、熟成が行われる。





いきなりドーンとあったのは、




キタホナミ(小麦粉名)の袋。




ツルツルした食感が売りの国内産小麦粉




もちろん、現在のうどん用小麦粉の殆どはオーストラリア産




であるが、太門大将は、この前に居た東京の「肉芝」という店で




この粉を使い始めてから惚れ込んでいるのだ。






新店でも当然これが使われるそう。







製麺に欠かせない、熟成庫


ローラーなど。







ローラーの有る場所とカウンターで仕切られた場所は、


広い多目的スペース。







店を出たところ。



今池は、今は少々寂しくなってしまった、ということだが、




栄からすぐの、繁華街。




栄が銀座的な、よそ行きで、おしゃれな町だとすると




今池は庶民的な下町の飲み屋街みたいな雰囲気である。




名古屋駅を通過する地下鉄は二本ある。




桜通線 と 東山線




なのであるが、今池は、どちらに乗っても行けるという利便性がある。




いずれに乗っても10分ほど、230円である。



→ 地図 ←



今池駅7番出口を出て、ちょっと路地に入ったところだ。



また、動きがあったらレポートさせて頂きたい。



ともかく、この夏注目の一店。




店長のブログ