2015年8月7日金曜日

金トビめん カレー煮込饂飩

今回は、家での乾麺。

しかし、普通の乾麺ではない。

生麺を凌ぐ逸品を大量に出している、

愛知の「金トビ志賀」という製粉メーカーが出している、名前からして一癖有りそうなものだ。

カレー煮込饂飩は、金トビのオリジナルではなく、最近名古屋の饂飩屋(麺類屋)の

若手が仕掛けている味噌煮込みうどんの新しいバージョンである。


味噌煮込みうどん最大手の「山本屋」がカレー味噌煮込み専門店

鯱市 → http://www.syachi-ichi.com/syachi.html

を平成25年に繁華街である大須や伏見に出したりしているほどである。

その流れを受けて出されたのであろうこの乾麺だが、

画期的なのは

①材料が愛知県産で固められている。

②作り方が実に簡単である。

の2点である。

①について見てみよう。

まず、何と言っても代表的材料である小麦粉が愛知県産の「きぬあかり」である。

これは、愛知県肝いりで開発され、愛知で栽培される、ザ・愛知といった感のある小麦粉だ。




もちもちとした食感が特徴。

更に、味噌はもちろん八丁味噌だが、これも愛知県産



これをカレーと合わせてあるのだから素晴らしい。

さらには

おからペーストまで練り込まれているそうだ。


こんなに魅力的な材料で作られている本品だが、

作り方は至って簡単だ。

普通乾麺とを茹でるとなると、大きな釜でゆであげ、ざるに揚げて洗う必要がある。

しかし、ここは味噌煮込み饂飩である。

鍋一つで茹でて、そのまま食べればいいのである。




500㏄の水。

材料と麺を入れて茹でる。

6分茹でたら粉末スープを入れ、更に2分茹でて終わり。

これはまさに、インスタントラーメンの作り方である。

途中で味噌を投入するくだりと、ゆで時間のちょっと長いのは、すがき屋の味噌煮込み饂飩を彷彿とさせる。


こんな感じでグツグツやって


ルーを入れれば終了。

どんぶりに移して、生卵をのっけてみた。

もちろん、土鍋があれば鍋から移す必要もなく、まさに味噌煮込みうどんそのものである。

プリプリな麺と、奥深い味噌カレーが素晴らしかった。

食べた後のスープは写真写りが悪いので、掲載はやめたが、

今回はカレーリゾットにして余さず頂いた。

これは本当に素晴らしい商品ですぞ。

新幹線ホームで提供される、冷凍きしめんしか食べたことがない方は是非!