2012年6月7日木曜日

山下本気うどん

ジャリズムの山下氏は、

昨年あたりからツイッター・ブログを連携してでうどんの食べ歩きレポを開始。



まずうどん屋で入店したことや、うどんの感想を呟き、後でブログにまとめるという形式。


有名人の食べ歩きであるということと、


毎日数軒回るというハイピッチぶりに一気に東京うどん界の話題沸騰。




山下氏の存在は一気に東京うどん店主の知ることとなり、

逆に、各店舗の店主が山下氏が来るとすかさず

「山下氏キター!!!」


などと呟いたりして、結構盛り上がったものだ。


そんな山下氏が、食べ歩き記事をぱたっと書かなくなったと思ったら、

新宿の「慎」で修行に入ったということだった。それから約半年。






また今年に入ってから氏はツイッター上で盛んに呟きはじめた。

それは遂に新店舗を持つ、というツイートだった。


徐々に明らかにされる場所、日時。

大量の「必ず行きます!!!」系のリプライで、再び賑わう。


そして6月5日、目黒駅東側の幹線からちょっと入った住宅地に新店舗

「山下本気うどん」

開店の運びとなった。







じゃーん。



流石、顔が広いだけあって、とんでもない花束の量である。

こんなに花の来ている新店舗はなかなか見られない。


何事が起こったのか!?

って感じで知らなければ異様ささえ感じる(笑)



入り口は向かって右。

坂の途中にあるので、左側(厨房方面)がちょっと半地下のようになっている。

入り口にも花束がぎっしり。

お笑い系芸能人は殆ど

その他

堺正章

珍しいところでは

白鳳の花輪も。





店内は赤と黒、という感じ。カウンターは赤だった。

その他テーブル大二つ、小一つで、全部で20人ほどキャパ。


あまり冒険したくなかったので、かけうどん480円也を注文。



開店2日目。ちょっと落ち着いたか、と思ったがさにあらず。


並びもなくさっと入れたのでほっと一息。

早速注文してふと辺りを見回すと、10人強の客の誰もうどんを食べていない!!



何となくこの時点で嫌な予感がしたが、

結局このおうどんに出会えるまで35分を要したのであった(^_^;)




頑張っているし、元気もいいのだが、右往左往感が抜けないのが残念。





うどん自体は必然的にゆでたち(讃岐弁で茹でたて)が出てきたので、とても美味しかった。

ダシは鰹主体系の結構変わった味だが、これもいい。


でも、かけうどん、セルフではないし、480円もするし、ということで、

少々の具は入っているのかと思ったが、具は葱だけ(笑)


これは寂しい。


天ぷら、肉などが入ると概ね780円から900円程度の値段設定である。


300円の具は必須と言え、かやくうどん的なモノを想像して頼むと、

香川のセルフの本当のデフォルト状態のおうどんしか出てこない。



これに480円なら、もう頑張って780円払うしかないな、という値段設定だ。


もうちょっと落ち着いて、普段使い出来る感じになったら(頑張ってしてもらいたい)、

また来たいお店である。

今後に期待。


香川県民のDNAに染みこんだうどんセンスと、大量食べ歩きから得られた

データの融合を期待!!!












外に出ると、風もないのに花束が大量にこけていた。あららら…