2013年1月7日月曜日

香川お魚事情1

香川で忘れてならない食材は、もちろん、うどんだが、

その他にも最近行政が力を入れている

「骨付き鳥」

もあるし、

実はおしゃれなcafeも沢山ある。

そして、もう一つ忘れてはならないのは「お魚」である。


今日は料亭や鮨ではなく、材料の話。


「新鮮市場きむら」


というのがこの10年ほど香川では結構流行っている。



そこのお魚の売り方が豪快だ。




殆ど市場である(笑)

ショップの名前も市場だからいいんだが。

この写真は氷山の一角で、生け簀も大量にあり、

ありとあらゆる魚が売られている。

ちょっとした水族館気分である。




香川の県魚 「はまち」 もドドーン

どれも、その他の買い物前に、

好みの大きさ、艶の一匹を指定して、

捌き方を頼んでおくと、おっちゃん(又はおばちゃん)が、

指定通りに捌いておいてくれる。

まあ、昔ながらのやり方なのだが、

こういう店が減った昨今、むしろ有りがたいサービスのように思える。


この日は鯛を買って、サクにしてもらい、

頭としっぽも持って帰った。



ところで、あまり知られていないのだが、

カワハギとえいば、東京では上のような丸いやつを指す。

この写真のは「ウマヅラハギ」


又は単に「ウマヅラ」と言って、関東では「気持ち悪い」と外道扱いであるが、

関西、瀬戸内では

普通にカワハギといえば、このウマヅラハギのことである。

上の写真でも、普通に「ハギ」と書いてあるのが分かるだろう。

又は、ハゲ、と言ったりもする。


じゃあ、東京で言う「カワハギ」は何なのか、というと

「マルハギ」という。市場にはまあまあ出回っているが、

馬面の方が多いと思う。


実は、ウマヅラ、

関西以西で

デフォルトのカワハギ

だということは、基本的に古来、こちらの方がメジャーだったということでもある。

東京では滅多に見かけないが、あったら不当に安く売られている。

是非ご賞味を。大きくて食べる所が沢山あります。