2012年7月13日金曜日

麺しるべ  マルキン株式会社

久しぶりに乾麺。

最近乾麺を見ると、ついつい買ってしまう(笑)


今回は


「麺しるべ」





である。


「味の指南役、豪快なコシ」とある。

指南役であるから、このネーミングは、「道しるべ」をかけたものらしい。


申し訳ないが、マルキン株式会社、という観音寺の会社も寡聞にして存じ上げなかったのであるが、

調べてみるとなかなか大きな会社である。

HP → http://www.marukinn.co.jp/



会社のHPより
 うどん屋だけでも900軒と言われる香川だが、更にこんな製麺所が沢山あり、バンバン乾麺を作成している。

恐るべし、うどん県。



さて、その味であるが、これが!



乾麺史上最大に美味かった!!!


のである。


そのネーミングセンスなどから、ちょっとナメてかかっていたのだが、これは本当に美味い。

モチモチした食感は独特で、この商品なら積極的に

「今日は、生うどんじゃなくて、乾麺を食べたい~」

という気が起きる珍しい商品だ。




この会社はHP見ると、乾麺に力を注いでいるようで、種類も豊富だ。

今回の麺しるべは、この図だと左端にあたる。

茹で時間は堂々の13分だが、これだけ美味ければ苦にならない。

その他特徴をHPから抜粋すると、



ちょっと写真に突っ込みを入れたくなるが我慢(笑)




オリジナルの方法とは「ロング挽き」とのことだ。

「ロング挽き」が何なのかは、さすがに分からないが、もちもち感が出る挽き方らしい。


茹でた様子はこちら




ぱっと見半生麺を茹でたように見えるし、食感も然りである。


さて、今回はこれを、近所のスーパーで買ってきた丸亀製麺のダシ醤油で頂いた。

もうこんなのも発売されているんですね。



普通に美味しかったが、いかんせん化学の味がし過ぎである。

僕は天然素材至上主義者ではないので、化学調味料もOKである。

しかし、使いすぎだと思う。甘ったるい独特の化学調味料の味は、化学OKを標榜する僕にすら強すぎて少々辟易する。

味に締まりがないし、沢山摂取すると気持ち悪くなるだろう。


まだ、大手醤油メーカーの一般的な汎用のダシの方が遙かにましである。

鎌田醤油を意識したであろうパックも泣いている。



閑話休題。


マルキン株式会社であるが、楽天に市場も持っている。

その名も、



「讃岐うどん別腹倶楽部」 → http://www.rakuten.co.jp/betsubarakurabu/



この名前も突っ込みを入れたくなるが、我慢(笑)

香川では昔から、うどんは別腹、と言われてきたことにちなんだネーミングである。



このHP、見ているとなかなか楽しいのだが、乾麺の通販に共通した問題がある。

それは、


単価が安い分、販売の最小単位が異様に大きいこと


だ。一袋単位で売ってくれるところはまずない。

ここも最小単位は20袋。


単価が安いので、これでも3000円そこそこだし、日持ちは一年なので、まあいいかな、という気もするが、20袋、同一銘柄をひたすら食べるのは一般家庭では少々苦しいのではないだろうか。

ということで、結局乾麺はあまり製品の差が感じられないこともあり、指名買いというようりは、

スーパーでたまたま目にしたものを買うパターンが多くなってしまう。

ここが少々残念なところである。