2012年9月9日日曜日

土居食堂@高松

高松、と言っても最近の合併の嵐によって組み込まれただけで、車で小一時間南に位置する。

もう少し入ると、塩江温泉という、昔それほど温泉施設がなかった頃、

県内で本当に指折だった温泉街がある。

この辺りは食堂でうどんを食べさせるところが多い。

純粋なうどん屋が少ないのが特徴だ。


今日はその中の一軒、土居食堂。

土居さんがやっているから、土居食堂。

この辺り、20年ほど前まで道も狭く、渓流沿いの秘境の雰囲気だったが、

いつの間にか目の前には4車線の道。

かつての名残はない。



この日は時間を外していったので、超のんびりムード。

お店のおばちゃんも、外を流れる渓流のなごりに目を向けてまったり。


香川のこういう店では、入ってすぐの「いらっしゃいませ」

など、期待してはいけない。


誰も居ない店内、おばちゃんが来客に気づかない、又は気づいても反応しない場合は、

勝手に冷蔵庫からジュースを取り出したりして待つ。



暫くして、注文を取りに来た。一応、ちゃんと見ているので、

五分待っていれば大丈夫だ(笑)


この日は暑かったが、一年中ここではある、しっぽくうどん注文。

大体は冬のメニューなんですけどね。


待っている間、1人でうろうろ。



外に出て渓流を眺めたり、


店内の写真を撮ってみたりする。


簡潔で素晴しい雰囲気の店内です。


ちなみに、右端は、香川のうどん屋に欠かせないおでんだ。


暫くして、しっぽく到着。

何故かあまり美味そうに見えない(笑)

上のドロドロは、山芋とトロロ。




暑い夏にふーふーしながら、山芋食べたりするのはなかなかオツなものである。



こういう、香川県民御用達のお店は、茹でたてにも拘らないので、午後行ったら麺ゆるゆる。

これが香川らしい。

雰囲気もゆるゆる。


ごちそうさまでした~

食堂系は色々食べられるし、営業時間も長いのでなかなか重宝します。