今回は、もち麦うどん である。
数年前から香川に出回っていたと思ったら、
徳島や岡山などでも、もち麦を使った製品が続々登場。
麺に限らず、ご飯や、パンなど色々。
どれも行政主導型で、こちらの商品も
「綾川もち麦研究所」
なる、ちょっと公を感じさせる怪しい組織(笑)
HPを見ても、その実態は今ひとつ分からないのだが、この製品は美味い。
はっきり言って、初めは発売所の名前の怪しさから、ネタとして購入したのだが、
時々食べたくなる美味しさである。
では、もち麦とは一体何なのか?
一気に世の中に溢れてきた感があるので、新しい品種かと思ったらさにあらず。
非常に古い品種で、水が少なくても育つため、古くから植えられてきたものだという。
大麦に属し、基本的に小麦とは別物。
穂は大きく、太く、特に讃岐のものは紫色の穂を付けるらしい。
この写真はネットから
食物繊維が多く、糖質が少ないという。育てるのも手間いらず。なかなか素晴しい食材のようだ。
ただ、モチモチしている上に、風味が強いので、精製方法を誤るとかなりエグくなりそうだ。
毎日食べるのにはやはりうるち米が良いと、主食の座を取って代わられたらしい。
この日は、付属の小豆島のお醤油屋さんの「うどんスープ」を使用。
ちょっと「スープ」という名称が気になるが…
頂き方は、かまかけ。
丼に用意した「うどんスープ」
に、ゆであがったうどんを、そのまま入れるだけである。
丁度香川から持って帰ってきたサワラの味噌漬けがあったので、トッピングしてみた。
モチモチした食感と、蕎麦のような風合い。
そう、うどんと蕎麦のハイブリッドみたいなんです。
やみつきになりますが、風味の強いものの常として、沢山頂けなかったり、飽きてくるのが難点。
僕も初めて食べたとき、
今後はこれだ!!! 普通のうどん止め!!!
と感動し、立て続けに食べていたが、やはり、連続で食べ続けるなら普通のうどんが一番。
面白いモノですね。
ただ、初めの感動は強いと思います。未食の方は是非是非。
入手は、香川の、国道32号線沿い、滝宮にあるお土産ショップで入手が手堅いです。
もう一つレア情報。
お店で食べたい方は、香川の高山航空公園内のお店で、日曜日のみ食べられます。
高山航空公園、遠いです。
お店は日曜日だけです。
なかなかレアですが
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