先日、名古屋の太門オープン時、店長に美味い名古屋の店に連れて行ってもらった。
名古屋は本当に面白い。混沌としている。
以前書いたように、純粋なうどん屋、蕎麦や、とうのはあまり存在せず
「麺屋」「麺食堂」
というものが数多く存在、うどん、きしめん、中華、蕎麦、などを一通り出すのである。
そんな中で特筆すべきは中山である。
入り口は怪しい
この右奥である。
更に進む。
こんな感じ。そして扉には
いらっしゃいませ。こちらから、お入り下さい。
とある。注文の多い料理店みたいだ(笑)
中に入るといきなり、物置&製麺スペース
こんな中を突っ切って進む。
現役だろうが、ノスタルジーに富んだ製麺装置。
その裏で、食事をするカップル(笑)
このカップルの後ろを抜けたところが、正式な食堂部分である。
こんな感じ。
中はおばちゃん天国
麺類だけではなく、
おかずもある。値段はラップ直書き(笑)
麺類は、うどん、きしめん、日本蕎麦、中華蕎麦、ひやむぎ、そうめん
それを実に色々なパターンで食べる。
まず、麺の盛りは、一種類でも良いし、
うちゅう
きちゅう
もありだ。
うちゅうは、うどんと、中華の合い盛り。
きちゅうは、きしめんと、中華の合い盛り。
これらはポピュラーなので、メニュー表に乗っているが、頼めば
蕎麦+中華 とか、きしめん+日本蕎麦 なんかもやってくれるらしい。
そして、汁類は
ゆつき、ころ、温、ざる、カレーなどなど。
これも何でもやってくれる。
ちなみに、耳慣れないのは「ゆつき」と「ころ」だろう。
ゆつきは、香川で湯溜めに相当するもので、熱いゆで汁に熱いうどんが浮かんでいる。
温かい汁につけて食べる。
ころ、は、以前書いたように、名古屋名物たまり醤油を使用した、冷たいうどんである。
余りの種類の多さに悩みに悩んだ結果、
うちゅう、の、ゆつき
を注文。
続いて、
うちゅうの、ころ
を注文。
実際は、きちゅうの、ころ、を注文したのだが、
おばちゃんが間違えた。
まあ、ここらへんは、おばちゃんなので、スルー
凄い絵面だ!!
感動!!!
もの凄く美味い!!!
味は濃そうに見えるが、実はどれもマイルドである。
店の雰囲気、味、独自の文化。
どれを取っても猛烈に刺激的である。
名古屋に行ったらオススメ、というレベルを超えた、全国レベルでオススメの超良店である。