今回は、製麺所でそのまま食べる、というバージョン。
これもなかなか人気がある。
写真はちょっと古く、二年前だが、全体的には特に変わっていない。そのままである。
この日同行してくれたのは、以前紹介したファンシーうどんを教えてくれた、麺通団団員某氏である。
うどん好きの間では非常に有名な麺通団だが、ご存じ無い方も多いと思う。
麺通団、とはうどんブームを作った立役者とされる集団だ。
これから度々出てくるだろう麺通団だが、この記事はまた後日にゆずりたい。
要するに、非常にうどんが好きで、とても詳しいおじさん、と思っていただければよい(^^)/
さて、クーラーボックスを手にした某氏と道久へ。
「手打ちうどん」と看板に書いてあるが、これは??で、中は製麺機がフル稼働する製麺所。
そして、美味しそうなおうどんが、セイロにザクザク。
これを、近隣の食堂や工場に持っていったり、
袋詰めにして近所のスーパーで売ったりしている。
香川県民は、うどん屋だけでうどんを食べるにあらず。
職場でも、家でも、とにかく食べるのである。
従って
製麺業というのが成り立ち、これだけでも沢山ある。
道久製麺所もこの一つで、食堂施設はない。
食べる場合は、玉で買って食べる。
普通に近所のスーパーで買えば良いのだが、
出来たてを食べてみたいのが人情。
その場合どうするか。
先ほどのクーラーボックスの中からは…
マイどんぶり、マイ箸登場!!
で出来たてのうどんを一玉分けて貰い(75円)、マイどんぶりに。
そこら辺のビールケースを使用し、テーブルにするのだ。
この日は、蠣醤油と、味の素を持参。
味の素を沢山ふって、蠣醤油をかければ、簡易ダシ醤油のできあがりだ(笑)
蠣醤油ではなく、普通の醤油でも当然かまわない。
味の素=悪
という天然素材至上主義の方にはあまり受け入れられないだろう。
天然素材至上主義の方は自然の少ない東京に多いが、
自然の多い田舎の人間はあまり拘らないのが面白いところだ。
香川のうどん屋では味の素をテーブルに置いてある店も多い。
理由は簡単で、上記の様に簡単にダシ醤油が作れるからだ(^o^)
ここら辺の消息も、そのうち記事にしたい。
さて、完成?したのがこちら。
見るからに太く、固いのが伝わってくる。
食感は、エッジが立っているどころの話ではなく、ガッチガチに近く、
固くて太いうどん大好きな人にはストレートど真ん中だろう。
よく讃岐うどんで言われる「喉越しを味わう」
なんてことをやっていると、確実に窒息する(笑)
何でこんなに固いのか?
答えは簡単で、
数時間後に食べることを想定しているからである。
これを食べて
讃岐うどんは、コシが有るな!
と感動する人がいるが、この堅さを普段食べているわけではないのだ。
これがホントの讃岐うどんのコシです!とか言うと、恥ずかしいのでご注意。
ただ、時々無性に食べたくなるのは間違いない。
しなやかで、ツルツルしている普通のも美味しいが、これも間違いなく1ジャンルである。
さて、これをそこら辺に座って食べるのである。
又は、車の中で食べている人も多い。
うどんは午前中に作って各所に配るので、
分けて貰いたい方は午前中にどうぞ。
希に午後、麺が足らなくなって急遽茹でていることもあるそうだが、午前が基本。
あとは、あくまでもうどん屋ではないので、そのつもりで行ってももらいたいものです。
本当に何もなく、買えるのは玉のみ。
家に持って帰らない場合は、マイどんぶりと、箸、調味料は必須です。