寺や美術館、古くからの商店街などが点在する散歩エリアだ。
谷は谷中、千は千駄木で、残りの根は根津である。
この根津にあって毎日行列ができている店が釜竹である。
だれもが行って口にするのは
「うどん屋の概念を超えている」
ということ。
たしかに、一面は庭に面したガラス張り、もう一面は区の重要文化財である蔵の中である。
本当に落ち着いた雰囲気だ。
店主は聞き酒師で、日本酒に力を入れており、大量の日本酒が並ぶ。
この日は、中庭の席についてみた。
日本酒を飲みながらゆっくりと趣味のいいおつまみを楽しむ。
そして締めにうどんを楽しめる。
この日のうどんは、まず釜揚げ
温かくて優しい。
そして、太打ちのざる。
うどんメニューは、
太打ちざる
細打ちざる
釜揚げ
の3種類しかない潔さである。
客層もシックに着飾った中年夫婦や、若い女性が多く、他の店とは客層が全然違うな~
と行く度に思う。
東京でうどん屋に行くなら、絶対に外せない一軒、と思う。
ダシ、つまみ、接客、店内、どれもが嫌になるくらい洗練されており、香川からくると心底ビックリします。
☆☆☆店舗情報☆☆☆
文京区根津 2-14-18
03-5815-4675
火~土
11:30~14:00、17:30~21:00(L.O.20:30)
日・祝
11:30~14:00、17:30〜20:00
予約は平日夜飲み可。
夜は予約必須です。