これ↓↓↓
土居食堂
土居食堂は塩江の入り口だが、更に川を遡り、温泉街の入り口付近にあるのが
いこい食堂
である。
何故食堂系が多いかは、諸説有るが、思うに町中に比べ、人口が少なく、昔は道が悪くて移動もままならなかったこの地区である。
焼き肉専門、うどん専門、ラーメン専門、といった食事別の専門店は成り立ちにくく、一軒で全てすましてしまう方が、経営的にも成り立ちやすいし、お客さんとしても便利だったからだろうと考えている。
さて、いこい食堂で話題のものは、
親子中華そば 又は 親子中華うどん だ。
メニューのキャッチフレーズによると、
「固ーい親鳥を、柔らかーい卵包んだ」
とある。
親鳥ってなんだ?
と思われるかもしれないが、讃岐では骨付き鳥が有名で、丸亀が発祥とされる。
特に「一鶴」が有名で、県内を始め、横浜にも支店を出して好評である。
ここでは基本的なメニューは二つだけで、「親鳥 又は ひなどり」 だ。
親鳥は、非常に固く、かみ切るのに困難であり、噛み始めるといつ飲み込んで良いか判断に迷うような代物であるが、非常にうま味がある。
一方、ひなどり、は一般的な鳥肉の固さである。
市販の鳥はその殆どが成長したらすぐに締められて市場に出回っているので、我々にとっては「普通」のものである。
どちらも人気があるが、大人や、酒飲みには親鳥が人気があり、全体的にも親鳥の方が人気がある気がする。
ともかく、先に書いたように雛は、肉としては一般的なものなので、勢い親鳥の方が「名物」として語れることが多い。
いこい食堂での「親鳥」表記はここら辺の文脈を踏まえたものである。
中華、又はうどん、となっているのは、麺を選べるということだ。
普通、どう考えても美味しいのは中華であるが、うどんのゆらぎでは、
やはりうどんをチョイス(笑)
食堂系ならではの、巻き寿司などと一緒に頂く。
同行者も敢てうどん。
この方、うどん系ではかなり有名な方なのですが、この写真だけで分かったら凄い(^_^)v
さて、それはともかくコショーの効いたスープは美味い。
コショーの効き方は相当なもので、店中に漂う胡椒の香り。
うどん自体は、この手のお店は自家製麺ではないところが多い。
ここも茹で置き感たっぷりの一品で、普通は中華をオススメします。
メニューにも大きく書いてあるし(笑)
お店情報
087-893-0513
高松市塩江町安原上東95-8
定休日は、第2、4日曜日です。