店主の「あっちゃん」こと、山橋篤美氏である。
世の中では「あっちゃん」といえば、今や前田敦子のことであるが、うどんファンの間では、
断じて前田敦子のことではない(笑)
お父さんが香川県の坂出から上京、中野に店を構えたのが1962年。
あっちゃんで、2代目である。
うどんブームは1995年くらいからとされている。
はなまるうどんが2002年に渋谷に店を出して香川のうどん文化を東京に上陸させ、
この五、六年で、東京でもやっと讃岐うどんらしい、うどんが食べられるようになってきた。
それまでは、本当に不毛だった。
創業50年のこの店は、うどん文化的には「極東」(笑)とされる東京、
蕎麦とラーメン天下の東京でで、
40年以上孤軍奮闘してきた大先達である。
山橋氏は、いわば香川系二世の東京人で、
生まれ、育ちは東京であるが、香川に強い愛着を感じており、
香川県にあるお墓参りも毎年欠かさない。
店内も、香川の香り満載である。
肝心のうどん。
冷やしの、かき揚げうどん。
麺は、手打ちの極太、太麺が基本だったが、最近細くなって来ているような気がする。
当然手打ち手切りで、大きな団子をどんどん延ばしていくあっちゃんの仕事ぶりを見るのも楽しい。
また、ジャコ天などで、一杯やることも可能だ。
是非東京讃岐うどんの老舗中の老舗、
「四国屋」
を訪れて頂きたいものだ。
ところで、写真を整理していたら一年半ほど前のものにも面白いものがあったので、今回はそちらも使用してみた。
これは、7月に名古屋にオープンした太門の店長と訪れたときの写真。
この時太門店長はまだ、うどん系企業に勤めるサラリーマンだった上に、東京に住んでいたので良く一緒に食べにでかけたものだ。
しかし、ハイパーうどんクリエーターとなり、店を構えた現在、こんなショットも貴重なものとなってしまった。
大して時間は経っていないのだが、心なしか若い二人(笑)
そういえば、この店内で整体をさせてもらったり、香川出張整体を始めたとき、
第一号のお客さんが何故かあっちゃんだったりと、面白い思い出が沢山ある。
僕は新中野で暫く週1回施術することになったので、四国屋さんに来る機会も増えるだろう。
今日は新中野施術初日だったので来てみたのだ。
今後が楽しみである。
今日の四国屋さんののれん。
上の提灯が「四国」を物語っている。
讃岐うどんだから、他の三県は関係ないじゃないか、
と思われるかもしれない。
しかし、50年も前の東京では「讃岐うどん」
なんて言葉はほぼ通用せず、香川県もどこあるか分からない人が殆どだったろう
(今でも多いような気がするが(笑))
せめて、四国四県束にしないと太刀打ち出来なかったという背景があるのだろう。
四国というくくりにしたって、未だに
四国四県が言えなかったりする人がざらに居る東京である。
あっちゃんには、讃岐うどんというか、香川の東京切り込み隊長としてまだまだ頑張ってもらいたい。
店舗情報
03-3380-4598
中野区本町4-36-3
最寄り駅・丸ノ内線新中野
定休日 日曜日・祝日/月曜日
営業時間は深夜二時となっているネット情報も多いが、現在はもっと早く閉まるのでご注意を。
電話確認が無難だと思う。
新中野施術の情報は下に。ついでにご覧下さい。
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ブログ http://yuragu-zugai.blogspot.jp/
新中野ヨガスタジオ Always Laughing → http://always-l.com/ 新中野駅徒歩10秒
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