今回は、家での乾麺。
しかし、普通の乾麺ではない。
生麺を凌ぐ逸品を大量に出している、
愛知の「金トビ志賀」という製粉メーカーが出している、名前からして一癖有りそうなものだ。
カレー煮込饂飩は、金トビのオリジナルではなく、最近名古屋の饂飩屋(麺類屋)の
若手が仕掛けている味噌煮込みうどんの新しいバージョンである。
味噌煮込みうどん最大手の「山本屋」がカレー味噌煮込み専門店
鯱市 → http://www.syachi-ichi.com/syachi.html
を平成25年に繁華街である大須や伏見に出したりしているほどである。
その流れを受けて出されたのであろうこの乾麺だが、
画期的なのは
①材料が愛知県産で固められている。
②作り方が実に簡単である。
の2点である。
①について見てみよう。
まず、何と言っても代表的材料である小麦粉が愛知県産の「きぬあかり」である。
これは、愛知県肝いりで開発され、愛知で栽培される、ザ・愛知といった感のある小麦粉だ。
もちもちとした食感が特徴。
更に、味噌はもちろん八丁味噌だが、これも愛知県産
これをカレーと合わせてあるのだから素晴らしい。
さらには
おからペーストまで練り込まれているそうだ。
こんなに魅力的な材料で作られている本品だが、
作り方は至って簡単だ。
普通乾麺とを茹でるとなると、大きな釜でゆであげ、ざるに揚げて洗う必要がある。
しかし、ここは味噌煮込み饂飩である。
鍋一つで茹でて、そのまま食べればいいのである。
500㏄の水。
材料と麺を入れて茹でる。
6分茹でたら粉末スープを入れ、更に2分茹でて終わり。
これはまさに、インスタントラーメンの作り方である。
途中で味噌を投入するくだりと、ゆで時間のちょっと長いのは、すがき屋の味噌煮込み饂飩を彷彿とさせる。
こんな感じでグツグツやって
ルーを入れれば終了。
どんぶりに移して、生卵をのっけてみた。
もちろん、土鍋があれば鍋から移す必要もなく、まさに味噌煮込みうどんそのものである。
プリプリな麺と、奥深い味噌カレーが素晴らしかった。
食べた後のスープは写真写りが悪いので、掲載はやめたが、
今回はカレーリゾットにして余さず頂いた。
これは本当に素晴らしい商品ですぞ。
新幹線ホームで提供される、冷凍きしめんしか食べたことがない方は是非!